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第18回学術大会終了の挨拶

 風薫緑樹を渡る好季節を迎えましたが、皆様におかれましてはますますご清祥のことと存じます。 2022(令和4)年4月22-24日の会期で開催いたしました日本顕微鏡歯科学会第18回学術大会・総会に多くの方々にご参加いただきまして有難うございました。
 本大会はコロナ禍により、対面での学会がおよそ3年間開催できない中で、初めてのハイブリッドでの開催を挙行したことから、多くのご心配をおかけすることとなりましたが、何とか無事に終えることができました。参加申し込みは740名となり、対面とWebでの参加がほぼ同じ人数となりました。また懇親会にも180名を超える参加者をいただき、皆様には心より御礼申し上げます。久しぶりに皆さんが楽しまれた機会であれば良かったと思っております。
学術大会のテーマは「口腔の健康から始まる全身の健康」ということで、内藤先生や落合先生の特別講演をはじめとして、「顕微鏡を応用した精密歯科治療は口腔の健康を守り全身の健康につながる」をテーマとしたシンポジウム、DHシンポジウム、AMEDからのビデオレクチャー、台湾とzoomでつないでの3演題、そして13演題の一般口演、10演題のポスター発表、第17回大会長賞記念講演と多くの魅力ある企画を対面及びWebで配信できたと思います。大変難しいテーマでご発表いただいた演者の先生方におかれましては誠にありがとうございました。また30社の企業協賛をいただき、4社のランチョンセミナー開催で大会を支えてくださった企業の皆様に感謝いたします。
 今回衛生士のシンポジウムも同会場で開催させていただき、顕微鏡を応用した歯科治療を皆さんで一緒に考えていただける機会であった考えています。しかし初めてのハイブリッド開催でしたので、いくつかの不備が生じ参加者の方々にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。ハイブリッドという初めての経験でもあり、また実際に開催をしてみて気付かされたことも多くありました。おそらく今後はこのような形態での大会開催が必須になるような気もしております。次回大会にしっかりと改善、反映できるよう協力をしてまいりたいと存じます。
 最後に、参加いただいた方々ならびに協賛いただいた企業の皆様、学会役員、演者の先生方、そして企画立案から始まり様々な準備に尽力をしてくれました副大会長の櫻井先生や実行委員長の内堀先生をはじめとする実行委員会の先生方に心より感謝申し上げて大会報告とさせていただきます。ありがとうございました。来年は福島にて第19回大会が開催されます。本大会同様、会員の皆様からのご協力をよろしくお願いいたします。

会  期
2022年4月22日(金)~24日(日)
会  場
対面及びWEBでのハイブリッド開催
大 会 長
小林 平 (日本大学松戸歯学部クラウンブリッジ補綴学講座)
副大会長
櫻井 善明 (ネクスト・デンタル)
実行委員長
内堀 聡史 (日本大学松戸歯学部クラウンブリッジ補綴学講座)