JAMDサテライトセミナー鹿児島

2015年11月8日に鹿児島県鹿児島市で開催されました。
前日は東京、大阪、宮城、宮崎など遠方からも学会会員や歯科業者が集まり、黒豚料理、焼酎を食して鹿児島の夜を楽しみました。
顕微鏡導入率の低い鹿児島県でしたが、セミナー当日は予想を覆して大入り満員で急きょ増席して多数の出席者に対応しました。
イントロダクションとして吉田先生は顕微鏡がなぜ必要なのか?という切り口でお話になり、特殊な治療ではなく一般的な治療にこそ顕微鏡が必要であることを強調されていました。
次に辻本先生からエンド治療についてお話がありました。根管の解剖を熟知すること、CTの重要性、破折ファイルの除去法など詳しく説明されました。
最後に吉田先生に交代し、顕微鏡を持っていればよい治療ができるのか、自費が増えるのかと聴講者が聞きたかったであろうことについて話されました。
今後は患者申し出診療に対して準備していく必要性について説明され、歯科は治療ではなく予防が大切であること、ブラッシング指導にも顕微鏡を利用していることを話されました。 最後に「顕微鏡はまず当たり前の事を当たり前に行うための装置である」との言葉が印象的でした。

(文:新留隼人)

 

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